信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。(ローマ人への手紙10章17節)
1.マルコの福音書5章25節ー34節
2.ルカの福音書7章2節ー10節
3.ヨハネの福音書5章39節ー47節
4.使徒の働き2章1節ー42節
今はどうされておられるのか存じ上げておりませんが、二十年ほど前になると思いますが、シスコ宣教師から私たちも属しているJEMA(福音主義的な宣教師の連絡団体の略語)でユダヤ人でかつては精神科医で今は牧師でもあるガンツ博士をお招きするので、あなた方の集会でもお話ししていただいたらどうですか?というお話があり、個人的にお話しする機会が与えられました。ユダヤ人の牧師と伺って、どのようにイエス様を信じられたのかを伺いましたら、フラシス シェファー氏がスイスに設立された「ラブリ」に滞在した時、どなたかがイザヤ書53章を読まれたそうです。その時、博士がその方に「私に新約聖書を読まないでください」とお願いすると、その方が「新約聖書でなくイザヤ書53章ですよ。」と言われたので、ガンツ氏はご自分でそこを読んでイエス様についてであることを悟られ、キリスト者となり牧師となられたのでした。今日の聖句が「信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。」と語っているように、十二年も長血をわずらっていた女性(マルコの福音書5章27節)も百人隊長(ルカの福音書7章3節)にしてもイエス様がどのようなかたなのかを聞いて、当時の医学の力では治療不可能な病でもイエス様なら癒してくださる、という信仰を持ったのでした。イエス様がどのような方であるのかを忘れないようにしようではありませんか。