罪は悪者の心の中に語りかける。彼の目の前には、神に対する恐れがない。(詩篇36篇1節)
1.詩篇73篇1節ー12節
2.箴言14章2節
3.伝道者の書12章13節ー14節
4.ローマ人への手紙3章10節ー18節
主がアベルとそのささげ物とに目を留められましたが、カインとそのささげ物に目を留められなかったのでひどく怒っていたカインに「なぜ、あなたは憤っているのか。なぜ、顔を伏せているのか。あなたが正しく行ったのであれば、受け入れられる。ただし、あなたが正しく行っていになら、罪は戸口で待ち伏せして、あなたを恋い慕っている。だが、あなたは、それを治めるべきである。」と主は警告されたのですが、彼は主がどうして目を留めてくださらなかったのかを主に尋ねることもせず、神の警告を無視してアベルを殺害してしまったように、今日の聖句は「罪は悪者の心の中に語りかける。」と、罪は人が罪を犯す前に、まず心の中に語りかけることを語るとともに「彼の目の前には、神に対する恐れがない。」と、罪を犯してしまう根本的な問題は神との関係にある事を指摘しています。神である主から知恵の心と判断する心を与えられたソロモンはこの世のあらゆる分野を探索した結果、「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ、神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。神は、善であれ悪であれ、すべての隠れた事について、全てのわざをさばかれるからだ。(伝道者の書12章13節ー14節)」と、人にとって最も大切なことは神との関係である事を語っています。箴言3章6節が「あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ」と勧めているように、ダビデのように恵みとまことに満ちておられ、助言を与えてくださる主を目の前に置いて生活しようではありませんか(詩篇16篇7節ー8節)。