主よ。あなたのみわざはなんと大きいことでしょう。あなたの御計らいは、いとも深いのです。まぬけ者は知らず、愚か者にはこれがわかりません。(詩篇92篇5節ー6節)
1.詩篇49篇1節ー20節
2.コリント人への手紙第一1章18節ー25節
3.コリント人への手紙第一2章7節ー16節
4.ヘブル人への手紙11章1節ー3節
今日の聖句に「主よ。あなたのみわざはなんと大きいことでしょう。あなたの御計らいは、いとも深いのです。まぬけ者は知らず、愚か者にはこれがわかりません。」と、主のお働き、主のご計画を知ることができない人について語っていますが、詩篇53篇1節が「愚か者は心の中で『神はいない』と言っている。」と、ローマ人への手紙1章22節ー23節が「彼らは、自分では知者であると言いながら、愚かな者となり、不滅の神の御栄えを、滅びべき人間や、鳥、獣、はうもののかたちに似た物と代えてしまいました。」と、コリント人への手紙第一2章14節が「生まれながらの人間は、神の御霊に属することを受け入れません。それらは彼には愚かなことだからです。また、それを悟ることができません。なぜなら、御霊のことは御霊によってわきまえるものだからです。」と、語っているように、「まぬけ者、愚かな者」とは、この世の人々の観念とは異なって、知的なことではなく霊的なことに関することであることであり、しかも敬虔な人と思われても創造者なる神ではなく、自分たちの考えに則って造った像を拝むような偶像崇拝者であることがわかります。ヘブル人への手紙11章3節が「信仰によって、私たちは、この世界が神のことばで造られたことを悟り、したがって、見えるものが目に見えるものからできたのではないことを悟るのです。」と語っているように、神の働きやご計画がいかに深いものであるのかを知ることができるのは偶像崇拝をして自己満足に浸っているような宗教家ではなく、創造者なる神を信じている信仰者であることがわかります。今日の聖句「主よ。あなたのみわざはなんと大きいことでしょう。あなたの御計らいは、いとも深いのです。」を心に据えて、理解できないようなことがあっても神にはご計画があることを、神の偉大さを思い起こし、主を信頼して生きようではありませんか。