あなたがたはわたしの証人、ー主の御告げーわたしが選んだわたしのしもべである。これは、あなたがたが知って、わたしを信じ、わたしがその者であることを悟るためだ。わたしより先に造られた神はなく、わたしより後にもない。(イザヤ書43章10節)

1.ルカの福音書24章44節ー49節
2.ヨハネの福音書15章20節ー16章4節
3.使徒の働き26章9節ー23節
4.エペソ人への手紙1章3節ー14節

イエス様は「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。(ヨハネの福音書15章16節)」と仰せられてから「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。(使徒の働き1章8節)」と昇天される前に仰せられたのでした。神は教会を迫害していたパウロを使徒として召されたのでした(ガラテヤ人への手紙1章1節)。キリスト者になったパウロは「兄弟たち。あなたがたの召しのことを考えてごらんなさい。この世の知者は多くのはなく、権力者も多くはなく、身分の高い者も多くはありません。しかし神は、知恵ある者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選ばれたのです。また、この世の取るに足らない者や見下されている者を、神は選ばれました。すなわち、有るものをない者のようにするため、無に等しいものを選ばれたのです。これは、神の御前でだれも誇らせないためです(コリント人への手紙第一1章26節ー29節)」と語っているように、知者や知恵のある者や身分の高い人の中には選ばれた方々もおられますが、神の選びは人の選びとは異なる点があることを語ったのでした。神を知っているにもかかわらず、イスラエルの民のように目の前の問題にとらわれて神がどのような方であるのかを忘れてパニック状態に陥ってしまわないように、今日の聖句「あなたがたはわたしの証人、ー主の御告げーわたしが選んだわたしのしもべである。これは、あなたがたが知って、わたしを信じ、わたしがその者であることを悟るためだ。わたしより先に造られた神はなく、わたしより後にもない。」を心に据えて、神がどのような方であるのかを、神を証しする者として神に選ばれていることを忘れずに生きようではありませんか。