あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあってその永遠の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。(ペテロの手紙第一5章10節)

1.ローマ人への手紙1章16節ー25節
2.コリント人への手紙第二3章9節ー18節
3.エペソ人への手紙4章17節ー24節
4.ピリピ人への手紙3章17節ー4章1節

ジャニー喜多川氏が死去してから、さまざまなことが発覚し、ジャニーズの社名だけでなくその功績も栄光も全て削除されることになった報道を目にしながら、パウロのことば「兄弟たち。私を見ならう者になってください。また、あなたがたと同じように私たちを手本として歩んでいる人たちに目を留めてください。というのは、私はしばしばあなたがたに言ってきたし、今も涙をもって言うのですが、多くの人々がキリストの十字架の敵として歩んでいるからです。彼らの最後は滅びです。彼らの神は彼らの欲望であり、彼らの栄光は彼ら自身の恥なのです。彼らの思いは地上のことだけです。(ピリピ人への手紙3章17節ー19節)」と、対照的に書かれている今日の聖句「あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあってその永遠の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。」を思い起こしました。パウロは欲望のままに汚れた生き方をする原因は創造者なる神を考慮しないことにあることを語っていますが(ローマ人への手紙1章20節ー25節)、今回の報道によって明らかにされた出来事は人間が抱えている根本的な問題を如実に明らかにしたのではないでしょうか。キリスト者には恥じるような栄光ではなく、権勢によらず、努力によらず恵みによって永遠の栄光が与えられてること、そのために苦しまれただけでなく殉教の死をとげられたイエス様のことを忘れずに、主が喜ばれるような生き方をするように心がけようではありませんか。