私たちが滅びうせなかったのは、主の恵みによる。主のあわれみは尽きないからだ。それは朝ごとに新しい。「あなたの真実は力強い。主こそ、私の受ける分です」と私のたましいは言う。それゆえ、私は主を待ち望む。(哀歌3章22節ー24節)

1.ローマ人への手紙5章10節ー21節
2.エペソ人への手紙2章1節ー9節
3.テモテへの手紙第一1章12節ー17節
4.ヘブル人への手紙4章14節ー16節

姦淫の場で捕えられた女性を律法学者とパリサイ人たちは民衆の真ん中に置いてから、イエス様に「先生。この女は姦淫の現場でつかまえられたのです。モーセは律法の中で、こういう女を石打ちにするように命じています。ところで、あなたは何と言われますか。」と尋ねると、イエス様が「あなたがたのうちで罪のない者が、最初に彼女に石を投げなさい。」と言われたので、年長者から始めて、ひとりひとり出ていったのでした。イエス様は「婦人よ。あの人たちは今どこにいますか。あなたを罪に定める者はなかったのですか。」と、律法学者やパリサイ人は「この女」と言いましたが、イエス様は「婦人よ」と呼びかけられ「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。今からは決して罪を犯してはなりません。」とだけ仰せられたのでした。イエス様は群衆の真ん中に置かれた女性の気持ちをよくご存知で、あわれまれ、恵みを与えられたのでした。パウロはキリスト者を迫害していたのですが、ダマスコへの途上でイエス様から声をかけられ、自分がしていたことの過ちを気づかされると共に主のあわれみと恵み、神の愛を知る者になられ、「主にあって、その大能の力によって強めされなさい。」と勧めています。今日の聖句「私たちが滅びうせなかったのは、主の恵みによる。主のあわれみは尽きないからだ。それは朝ごとに新しい。『あなたの真実は力強い。主こそ、私の受ける分です』と私のたましいは言う。それゆえ、私は主を待ち望む。」を心に据えて、主がどのような方であるかを、毎朝、主に生かされていることを感謝して一日をスタートしようではありませんか。