人を恐れるとわなにかかる。しかし主に信頼する者は守られる。支配者の顔色をうかがう者は多い。しかし人をさばくのは主である。(箴言29章25節ー26節)
1.ルカの福音書12章1節ー7節
2.使徒の働き12章20節ー23節
3.コリント人への手紙第一4章2節ー4節
4.コリント人への手紙第二6章1節ー10節
エジプトで苦しんでいたイスラエルの民を救うために主はモーセを用いられ多くの奇蹟をもって神である主がどのような力を持っているかを示されたにもかかわらず、約束の地がどのような地であり、どのような人々がそこに住んでいるかを主からはっきり知らされていたモーセも、約束の地を探らせようという民の意見に同意して12人を遣わした結果、約束の地をについて悪く言いふらしただけでなく、そこには自分たちがいなごのように見えるような人がいる事告げたために民は主を信頼し、主の約束を信じるよりも悪く言いふらした者たちのことばを信じ、主を信頼し主にそむかないように助言したカレブとヨシュアを殺そうとしたその時、主の栄光が現され、カレブとヨシュアは守られたのでした。イエス様は「からだを殺しても、あとはそれ以上何もできない人間たちを恐れてはいけません。」と仰られてから神を恐れる、すなわち神がどんな偉大な方であるかを心して生きるように仰せられたのでした(ルカの福音書12章4節ー5節)。独裁者の国においては言論の自由も奪われてしまうような状況がありますが、この世の支配者たちも死にますし、やがて死後、彼らは主に裁かれるのですが、キリスト者は裁かれることなく永遠のいのちが与えられているのです。今日の聖句「人を恐れるとわなにかかる。しかし主に信頼する者は守られる。支配者の顔色をうかがう者は多い。しかし人をさばくのは主である。」を心に据えて主の偉大さを忘れずに、主を信頼して生きようではありませんか。