民よ。どんなときにも、神に信頼せよ。あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。神は我らの避け所である。(詩篇62篇8節)
1.箴言3章3節―6節
2.イザヤ書26章3節―4節
3. ローマ人への手紙8章27節―28節
4.ピリピ人への手紙4章6節―7節
ヘブル人への手紙12章2節は「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。」と語ってから、3節には私たちの心が元気を失ったり、疲れ果ててしまったりしないために罪人の手によって十字架を忍ばれたイエス様のことを考えるように勧めています。ですから、ヤコブは「あなたがたのうちに苦しんでいる人がいますか。その人は祈りなさい。喜んでいる人がいますか。その人は賛美しなさい。(ヤコブの手紙5章13節)」と、どんなときにも主との関係を保つように勧めています。今日の聖句も「民よ。どんなときにも、神に信頼せよ。あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。神は我らの避け所である。」と、どんなときにも神を信頼して心のうちを正直に申し上げるように勧めています。なぜなら、神は私たちの避け所、すなわち避難所だから、とその理由を語っています。避難所は危険から守られるために逃げ込む場所です。クリスチャンを、教会を迫害していたにもかかわらず使徒とされたパウロが「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。(ローマ人への手紙8章28節)」と告白しています。詩篇を見ると、こんなことを主に申し上げて良いのか、と思われるようなこともすべて心の中にあることを正直に打ち明けているダビデのように、私たちも怒りや憤り、恐れていることや心配していることなど心のうちにあるすべてのことを主に申し上げて明け渡し、主はどんなことも益としてくださることを感謝し、主を信頼して、主からの平安をいただこうではありませんか。