すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられる事です。(テサロニケへの手紙5章18節)

1.詩篇107篇1節―9節
2.ローマ人への手紙12章1節―2節
3. ピリピ人への手紙4章6節―7節
4.コロサイ人への手紙3章13節ー15節

主から「立って『まっすぐ』という街路に行き、サウロというタルソ人をユダの家に尋ねなさい。そこで、彼は祈っています。彼は、アナニヤという人が入って来て、自分の上に手を置くと、目が再び見えるようになるのを、幻でみたのです。」と言われたアナニヤが「主よ。私は多くの人々から、この人がエルサレムで、あなたの聖徒たちにどんなひどいことをしたかを聞きました。彼はここでも、あなたの御名を呼ぶ者たちをみな捕縛する権限を、祭司長たちから授けられているのです。」と申し上げると、主が「行きなさい。あの人はわたしの名を、異邦人、王たち、イスラエルの子孫の前に運ぶ、わたしの選びの器です。彼がわたしの名のために、どんなに苦しまなければならないかを、わたしは彼に示すつもりです。」と仰せられたように、パウロは迫害され多くの苦しみを受けましたが「すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられる事です。」と、すべての事を感謝するようにキリスト者に勧めています。感謝できないようなことも感謝できる秘訣を詩篇50篇24節は「感謝のいけにえをささげる人は、わたしをあがめよう。」と、自分の思いや願いに固執せず、主をあがめることにあることを語っていますし、パウロは癒しを求めても癒されないのは高ぶらないためであり(コリント人への手紙第二12章7節―9節)、自分のみじめさを思い知らされましたが、恵みとまことを実現された十字架のイエス様のことを思うことによって神の恵みと神の愛の深さを確信することができたのですが、それは、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを知っておられたからではないでしょうか((ローマ人への手紙7章23節―8章3節及び28節39節)。主がどんなことも益としてくださることを感謝するようにしようではありませんか。