神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。(伝道者の書3章11節)

1.詩篇103篇1節―14節
2.詩篇139篇1節―6節
3.イザヤ書55章6節―13節
4.ローマ人への手紙11章25節―36節

今日は大晦日なので、この一年を振り返ってさまざまな出来事が報道されますが、いまだに解決しないコロナの問題、ウクライナとロシアの戦争が終結しないまま、物価高の中にあって政治家も一般市民もさまざまな不安を抱えながら、新年を迎えることになるのではないでしょうか。ところでダビデは「わがたましいよ。主をほめたたえよ。主のよくしてくださったことを何一つ忘れるな。(詩篇103篇2節)」と、勧めているように、イエス様は今年もペテロのために祈られたように信仰がなくならないように(ルカの福音書22章32節)、罪に定められないようにとりなし続けてくださっておられることを(ローマ人への手紙8章33節ー34節)感謝するとともに、いまだに解決していない問題も、今日の聖句が「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。」と、語っているように、神の時があること、しかも神の時は一日が24時間、というようなものではなくペテロが「愛する人たち。あなたがたは、この一事を見落としてはいけません。すなわち、主の御前では、一日は千年のようであり、千年は一日のようです。(ペテロの手紙第二3章8節)」と、語っているように人の考えでは把握できないものであることを思うとともに、私たちが失敗する時もご存知であるだけでなく、私たちの心配もどんな出来事も、すべてのことを働かせて益としてくださる神であること(ローマ人への手紙8章28節)、すべてのことについて理解することができる力をも必ず与えてくださる方であること(テモテへの手紙第二2章7節)、十字架において示されたキリスト・イエスにある神の愛がどれほど強いものであるのかを忘れずに(ローマ人への手紙8章38節−39節)、神を信頼して毎日が恵みとまことに満ちておられる主の日であることを心に据えて生きようではありませんか。