御子を持つ者はいのちを持っており、神の御子を持たない者はいのちを持っていません。私が神の御子を信じているあなたがたに、これらのことを書いたのは、あなたがたが永遠のいのちを持っていることを、あなたがたにわからせるためです。(ヨハネの福音書第一5章12節―13節)
1.ヨハネの福音書3章16節―17節
2.ヨハネの福音書5章21節―24節
3.ヨハネの福音書6章35節―40節
4.ヨハネの福音書17章1節―3節
東北、北陸地方を襲った大雨によって想像を絶するよう被害が、人々が困惑している悲惨な状態が、二人の方が行方不明になっているという報道を目にしながら、「私は再び、日の下を見たが、競争は足の早い人のものではなく、戦いは勇士のものではなく、またパンは知恵ある人のものではなく、また富は知識のある人のものではないことがわかった。すべての人が時と機会に出会うからだ。しかも、人は自分の時を知らない。悪い網にかかった鳥のように、わなにかかった鳥のように、人の子らもまた、わざわいの時が突然彼らを襲うと、それにかかってしまう。(伝道者の書9章11節―12節)」と、日の下、すなわち第三の天に座しておられる神を考慮しないこの世には保証がないばかりか、悲惨な状態はだれにでも起こりうることを語っているソロモンのことばを思い起こしました。科学が発達し、ある程度のことを予知することができても、どれほどの被害が起こるのかを完全に把握することができないばかりか、人が一番恐れている死の解決を与えることはできません。人には他の被造物と異なって永遠が与えられているため、死後どうなるのかという不安を抱えているためにさまざまな教えが蔓延していますが、死に勝利された方はイエス様以外におられないので、ヨハネは「御子を持つ者はいのちを持っており、神の御子を持たない者はいのちを持っていません。私が神の御子を信じているあなたがたに、これらのことを書いたのは、あなたがたが永遠のいのちを持っていることを、あなたがたにわからせるためです。」と、キリスト者を励ましています。目に見える祝福は一瞬のうちに消滅してしまう弱さを持っていますが、神が与えてくださる祝福は永遠のものであることを、永遠のいのちが与えられていることを心に据えて、主が被災地のクリスチャンを、教会を豊かに用いられ、多くの人が主を信じることができるように祈ろうではありませんか。