私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。(ピリピ人への手紙4章13節)
1.ヨシュア記1章1節―9節
2.コリント人への手紙第一1章18節―31節
3.コリント人への手紙第一15章3節―11節
4.コリント人への手紙第二12章1節―10節
今日の聖句「私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。」はパウロの言葉ですが、パウロは第三の天にまで引き上げられ、人間には語ることを許されていない、口に出すことのできないことばを聞くような体験をされたのですが、その一方、肉体に与えられた一つのとげを去らせてくださるように主に三度祈りましたが、主からの答えは「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである」ということばでした。彼はそのとげはサタンによるものであることを悟ると共に、彼の願いがかなえられなかったのは高ぶりから守られるためであったことをも悟られ、「私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。ですから、私は、キリストのために、弱さ、侮辱、苦痛、迫害、困難に甘んじています。なぜなら、私が弱いときにこそ、私は強いからです。」と、強さの秘訣を語っています。主は恐れの中にいたヨシュアに対して「あなたの一生の間、だれひとりとしてあなたの前に立ちはだかる者はいない。わたしは、モーセとともにいたように、あなたとともにいよう。わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」と仰せられてから、二度「強くあれ。雄々しくあれ。」と、三度目には「わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ、雄々しくあれ、恐れてはならない。」と、恐れに支配されないように励ましておられます。ミデヤン人からのがれて酒ぶねの中で小麦を打っていたギデオンに主の使いは「勇士よ。主があなたといっしょにおられる。」と言われたのでした(士師記6章11節―12節)。弱さや恐れが襲ってきた時、自分の力や知恵でなんとかそれを克服しようと頑張るのではなく、十字架で神の愛を示され、どんな状況下にあっても圧倒的な勝利者としてくださる(ローマ人への手紙8章35節―39節)恵みとまことに満ちておられる主が内住しておられることを忘れずに主により頼む信仰生活を御霊に導いていただこうではありませんか。