人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっているように、キリストも、多くの人の罪を負うために一度、ご自身をささげられましたが、二度目は、罪を負うためではなく、彼を待ち望んでいる人々の救いのために来られるのです。(ヘブル人への手紙9章27節ー28節)

1.使徒の働き1章3節ー11節
2.ローマ人への手紙13章11節ー14節
3.ペテロの手紙第二3章3節ー14節
4.黙示録22章12節ー21節

弟子たちが死からよみがえられたイエス様に「主よ。今こそ、イスラエルのために国を再興してくださるのですか。」と尋ねると、イエス様は「いつか、どんなときとかいうことは、あなたがたは知らなくてもよいのです。それは、父がご自分の権威をもってお定めになっています。しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」と、神は再興されるときを定めておられることを話されるとともに、弟子たちがすべきことを告げられてから、雲に包まれて昇天されると、それを見ていた弟子たちに御使いたちは「ガリラヤの人たち。なぜ天を見上げて立っているのですか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになります。」と、イエス様の再臨を告げたのでした。今日の聖句は「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっているように、キリストも、多くの人の罪を負うために一度、ご自身をささげられましたが、二度目は、罪を負うためではなく、彼を待ち望んでいる人々の救いのために来られるのです。」と、再臨される目的を語っています。一度目は罪人を救うために人として御降誕されたので、イエス様を信じた者は死をもたらす罪や、やがて全世界をおおう大患難から救われ空中で主にお会いするのですが(空中再臨:テサロニケへの手紙第一4章15節―17節)、この世に再臨されるときのイエス様は「王の王、主の主」として弟子たちやユダヤ人たちが待ち望んでいたように、この世の悪を完全に滅ぼし、イスラエルを救うために天の軍勢を引き連れて来られることを黙示録19章は語っています。この世は滅びに向かっていますが、実はキリスト者もユダヤ人も同じ主を待ち望んでおり、キリスト者にもイスラエルの民にも救いが近づいているのです。クリスマスのこの時期、世界のリバイバルを、主の再臨を待ち望んで祈ろうではありませんか。