何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願いごとを神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。(ピリピ人への手紙4章6節―7節)

1.詩篇1001節―5
2.ヨハネの福音書1624節―33
3.コロサイ人への手紙42節―4
4.テサロニケへの手紙第一5章15 節ー18節

世界中が温暖化による気候変化におよって自然環境が危ぶまれるような状態にあるだけでなく、コロナ禍の中にあって人々の心は不安や恐れに支配され、精神的ダメージを受けやすい状態になっているのではないでしょうか。しかも人生相談の回答者であったアン・ランダー女史は、健康な人であっても病気になったらどうしようとか、経済的に問題を抱えていなくても、将来に対する不安を抱えており、人にとって一番大きな問題、そしてどなたにも共通している問題は「恐れ」であることを指摘されました。キリスト者であっても、不安や恐れを抱えてしまうことが多々ありますが、そのようなとき御霊によって「アバ、父」と、主の御名によって神に祈ることができることはなんと幸いなことかと思いますが、祈っても思い煩いや恐れや心配が消えないようなことがあるのではないでしょうか。恐怖に陥れるような奴隷の霊(ローマ人への手紙8章15節)から心と思いが守られる祈りの秘訣を今日の聖句は「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願いごとを神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」と語っています。この世が与えることのできない主の平安(ヨハネの福音書14章27節)で心と思いが守られるためには、「あらゆる場合」、すなわち、私たちの心がどんな状態でも、またどんな状況下に置かれていても感謝をもって祈りも願いもささげるように勧めています。パウロはいつも神に感謝しておられたことがさまざまな手紙に見られますが、その秘訣は「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。(ローマ人への手紙8章28節)」ということばに集約されるのではないでしょうか。どんな出来事にも、私たちの失敗さえも主の御手に委ねるなら主はそれを益に変えてくだる力をお持ちなだけでなく恵みに満ちた方であることを心に据えて、主に感謝を捧げて祈ろうではありませんか。