まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行うわざを行い、またそれよりもさらに大きなわざを行います。わたしが父のもとに行くからです。(ヨハネの福音書14章12節)
1.ルカの福音書24章44節―49節
2.ヨハネの福音書16章7節―16節
3.使徒の働き2章1節ー4節及び14節ー42節
4.エペソ人への手紙1章13節―19節
聖霊に満ちたイエス様は御霊に導かれて荒野で悪魔の試みに会われましたが、みことばをもって対処され悪魔に試みに勝利すると聖霊の力を帯びてガリラヤに帰られると、安息日に会堂でイザヤ書61章1節「わたしの上に主の御霊がおられる。主が、貧しい人々に福音を伝えるようにと、わたしに油を注がれたのだから。主はわたしを遣わされた。捕われ人には赦免を、盲人には目の開かれることを告げるために。しいたげられている人々を自由にし、主の恵みの年を告げ知らせるために。」はイエス様ご自身についてのことであることを、その働きは御霊によるものであることを話されたのでした(ルカの福音書4章1 節―21節)。イエス様は昇天される前に「さあ、わたしは、わたしの父の約束してくださったものをあなたがたに送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい(ルカの福音書24章49節)。聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そしてエルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。(使徒の働き1章8節)」と仰せられたように、宣教の働きをするためには聖霊の力に満たされる必要があることを話されたのでした。イエス様は助け主である聖霊を遣わすためには父のもとに帰る必要があることを弟子たちに話されました(ヨハネの福音書16章7節))。主は昇天された後、五殉節(ペンテコステ)に聖霊をお遣わしくださったので、聖霊に満たされたペテロはもはや人を恐れずに大胆に福音を語ったことによって、イエス様が「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行うわざを行い、またそれよりもさらに大きなわざを行います。わたしが父のもとに行くからです。」と仰せられたように、3000人が救われ教会時代が始まったのでした。五殉節の前の十日間、弟子や婦人たちは祈っていました。まもなくペンテコステを迎えますが、私たち自身には力がなくても、私たちの心に内住しておられる聖霊様が大いなることをしてくださることを心に据えて、弟子たちのように聖霊の力に満たされるように祈ろうではありませんか。