私の福音に言うとおり、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえったイエス・キリストを、いつも思っていなさい。(テモテへの手紙第二2章8節)
1.イザヤ書53章1節―12節
2.ヘブル人への手紙12章2節―4節
3.ヤコブの手紙5章13節ー16節
4.ペテロの手紙第一2章4節―12節
パウロは「私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシャ人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。なぜなら、福音のうちには神の義が啓示されいて、その義は、信仰に始まり信仰に進ませるからです。『義人は信仰によって生きる』と書いてあるとおりです。(ローマ人への手紙1章16節―17節)」と、福音の真髄を語っています。ヘブル人への手紙11章6節は「信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神を求める者には報いてくださることを、信じなければならないのです。」と、神が喜ばれる生き方を語っていますが、そのためにはパウロが「私の福音に言うとおり、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえったイエス・キリストを、いつも思っていなさい。」と勧めているように生きる必要があるのではないでしょうか。ヘブル人への手紙12章2節―3節は「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、十字架を忍び、神の右の座に着座されました。あなたがたは、罪人たちのこのような反抗を忍ばれた方のことを考えなさい。それはあなたがたの心が元気を失い、疲れ果ててしまわないためです。」と、ヤコブの手紙5章13節は「あなたがたのうちに苦しんでいる人がいますか。その人は祈りなさい。喜んでいる人がいますか、その人は賛美しなさい。」と苦しんでいるときも、喜んでいるときも主との関わりを持つように勧めています。死に勝利された方はイエス様以外におられないことを心に据え、今日の聖句が、箴言3章5節−6節が「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」と勧めているように、いつもキリスト・イエスにある主の主権を認めて生きようではありませんか。