万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。(ペテロの手紙 第一4章7節)

1.ローマ人への手紙1311節―14
2.エペソ人への手紙610節―20
3.テモテへの手紙 第一21節―6

近年温暖化が進み、今までにないほどの自然災害がいたるところに起こっているだけでなく、コロナウイルスが世界に蔓延している状態は将来に対する不安を与えているのではないでしょうか。ある日本人の宇宙飛行士の方が「さまざまな惑星に探索器を送り込んでいるのは、人が生きることができる惑星を探している」と発言されたのを覚えています。多くの科学者は、おおよその検討をつけていても、それは想定の世界で、それがいつになるかはっきりと断言できませんが、万物の終わりが近づいているのを感じているのではないでしょうか。パウロは「終わりの日には困難な時代がやって来ることを承知しておきなさい。そのときに人々は、自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、不遜な者、神をけがす者、両親に従わない者、感謝することを知らない者、汚れた者になり、情け知らずの者、和解しない者、そしる者、節制のない者、粗暴な者、善を好まない者になり、裏切る者、向こう見ずな者、神よりも快楽を愛する者になり、見えるところは敬虔であっても、その実を否定する者になるからです。こういう人々を避けなさい。(テモテへの手紙 第二 3章1節―5節)」と、主は神を愛し隣人を愛するように勧めましたが、終わりの日には「自分、お金、快楽」と愛すべき対象が的をはずしているのではないでしょうか。ところで、今日の聖句は「万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。」と、今のこのとき、キリスト者がなすべきことは祈ることですが、祈りのためには心を整え身を慎むように勧めています。イエス様は「あなたがたは世界の光です(マタイの福音書5章14節)」と仰せられました。パウロは「すべてのことを、つぶやかず、疑わずに行いなさい。それは、あなたがたが、非難されるところのない純真な者となり、また、曲がった邪悪な世代の中にあって傷のない神の子どもとなり、いのちのことばをしっかり握って、彼らの間で世の光として輝くためです。(ピリピ人への手紙2章14節―16節)」と勧めています。肉の欲のために心を用いて祈らないように、十字架にかけられたイエス様は人々からののしられてもののしりかえさずに沈黙を守られただけでなく、「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」ととりなして祈られたことを心に留めて、人々のために祈ろうではありませんか。