神よ。あなたはご自分の聖なる所におられ、恐れられる方です。イスラエルの神こそ力と勢いを御民にお与えになる方です。(詩篇68篇35節)
1.歴代誌 第一 29章10節―13節
2.詩篇28篇7節―8節
3.イザヤ書40章27節―31節
イエス様は十二人の弟子たちに霊どもを追い出し、あらゆる病気、あらゆるわずらいをいやすために汚れた霊どもを制する権威をお授けにされ「異邦人の道に行ってはいけません。サマリヤ人の町に入ってはいけません。イスラエルの家の失われた羊のところに行きなさい。」と言って十二弟子を遣わされましが(マタイの福音書10章1節―6節)、昇天される前には「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てまで、わたしの証人となります(使徒の働き1章8節)」と権威だけでなく聖霊の力が臨むなら、福音書の時には禁じられていた地域にも遣わされることを語られたのでした。聖霊の力に満たされたペテロはもはや福音書のペテロのように臆病者ではなく、他の11人の使徒たちといっしょに立って「イスラエルのすべての人々は、このことをはっきりと知らなければなりません。すなわち、神が、今や主ともキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです。」と大胆に語ったので、人々の心は刺され「兄弟たち。私たちはどうしたらよいでしょうか。」と言ったので、ペテロは「悔い改めなさい。そして、それぞれ罪を赦していただくために、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けるでしょう。なぜなら、この約束は、あなたがたと、その子どもたち、ならびにすべての遠くにいる人々、すなわち、私たちの神である主がお召しになる人々に与えられているからです。」と言ったので、ペテロのことばを受け入れた3000人がバプテスマを受けて弟子に加えられ教会が生まれたのでした(使徒の働き2章36節―41節)。祭司長たちや長老たちから、「いっさいイエスの名によって語ったり教えたりしてはならない」と命じられたり、おどされたりしたペテロとヨハネは仲間のところに行って、何を言われたかを報告すると、彼らは「主よ。いま彼らの脅かしをご覧になり、あなたのしもべたちにみことばを大胆に語らせてください。御手を伸ばしていやしを行わせ、あなたの聖なるしもべイエスの御名によって、しるしと不思議なわざを行わせてください。」と祈ると、今日の聖句が「神よ。あなたはご自分の聖なる所におられ、恐れられる方です。イスラエルの神こそ力と勢いを御民にお与えになる方です。」と語っているように、その集まっていた場所が震い動き、一同は聖霊に満たされ、神のことばを大胆に語りだしたのでした(使徒の働き4章1節―21節)。弱さを覚える時、今日の聖句やパウロがテモテに「神が私たちに与えてくださったのは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。」と言われたみことばを心に留め、使徒たちと同じように力や勢いを与えてくださるように主に祈ろうではありませんか