2007年12月のメッセージ 榊原 寛
暗闇に光が
クリスマスのシーズンになりました。どこもかしこもきれいなイリュミネーションで飾られています。「いったいクリスマスって何の日?」。まさか、ケーキを食べる日だとか、サンタクロースの誕生日だという人はほとんどいないでしょう。言うまでもなくクリスマスは、イエス様の誕生を祝う日です。しかも世界的なお祝いの日です。
ところで、キリストと自分とは何の関係があるのでしょうか。「別にー!」などという返事が返ってくるかもしれませんね。それにしては、猫も杓子もクリスマス、クリスマスです。まあその楽しみに水を差すつもりはありませんから、大いにエンジョイしてもらいたいと思います。でも、本当のクリスマスの意義をちょっとだけでも知ってほしいと思っています。
さて、キリストがお生まれになった場所は、ご存知でしょうか。ベツレヘムの家畜小屋の飼い葉おけの中だと聖書は証言しています。家畜小屋は、決してファンタジックなところではありません。そこは寒かったり、汚かったり、臭かったり、孤独で暗いところです。
実に、キリストが地上で最初に宿としたところは、家畜小屋でした。そこは、現実の姿を象徴しているような気がします。家畜小屋が汚く、臭く、孤独で暗やみであったように、キリストが来られた時代も、民族間の争いがあり、クーデターがあり、テロがありました。貧困も差別も飢えもありました。ですから、聖書は、キリストがこの世においでくださったことを、「すべての人を照らすまことの光が世に来た」と言っています。光は明るさだけではなく、いのちを生み出し、温かさに包むように、キリストの生涯は、病んでいる者を癒し、貧しいものに豊かさを与え、不安や恐れから多くの人々を解放し、また、罪を許し、神の愛を知らせました。
それは二千年前の時代でしたが、今日はどうでしょうか。町も通りも、暗いところはどこもないほどに煌々と明るく輝いています。余分なことですが、発光ダイオードのおかげで、電気代もかからず思いっきり燦燦と輝かすことができています。しかし、世界に争いがあり、貧困があり飢餓があります。政治の腐敗が続き、自殺者は減少することはありません。鬱状態の人々は少なくありません。家庭は崩壊、互いの心は壊れかっています。人類史上、今日ほど闇の時代はありません。そして、個人にも、不安や恐れがあります。そして、心が病み、心が壊されています。もしかしてあなたにも少しの暗闇があるかもしれませんね。
しかし、キリストは言われました。「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」キリストは、あなたのために、光そのものとなってくださいます。ここに、救いがあり、癒しがあり、いのちに充ちた歩みがあるのです。このシーズン、フライデーナイトで、お互いの心に明るさと温かさの光の主であるキリストを迎えたいものです。特に21日は、音楽ゲスト全員集合でお贈りします。また、集会に続いてティーパーティーによるクリスマスが予定されています。ぜひお誘い合わせておいでください。お待ちしています。
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